tumor
【犬】乳腺腫瘍
中高齢犬でよく見られる腫瘍です。良性と悪性の比率は1:1と言われています。悪性腫瘍の場合は、リンパ節や肺に転移することがあります。治療は外科的な切除を行います。術前の検査や術後の病理検査で転移が判明した場合は、手術後に抗がん剤治療を行うこともあります。
【犬】皮膚肥満細胞腫
犬の皮膚腫瘍では最も発生頻度が高い腫瘍です。肥満細胞腫の形はさまざまで、1つのものから多発するものや、柔らかいものから硬いものまであります。肝臓や脾臓に転移することがあり、食欲不振や元気消失などの症状が出ることがあります。治療は小さいものであれば外科切除と放射線療法が推奨されています。それではコントロールができない場合や、大型のもの、多発しているものについては抗がん剤療法を行っています。